100円で買えるのか?

WIN5は、100円から買うことができる馬券券種です。
「各レースから1頭ずつ5レース選んだものを1組」として100円から購入ということになり、予想に自信があれば1点で買うのも一興ではあるが、確率的には相当低いため覚悟が必要になる。

実際のところは、ああ買えば良かったと組み合わせが多くなっていく馬券なのを理解しておきたい。
自分の意思を守り続けられる人は100円馬券で挑戦するのも面白いだろう。

▼100円馬券ルール
・雨の日は買わない
・穴馬は買わない
・分からない日は買わない
・内枠の馬を買う
・リーディング上位騎手で買う
・リーディング上位厩舎で買う
・ディープインパクトなどの主流血統で買う
など・・・

須田鷹男メソッドの買い方

須田メソッドとは「5レースのうち4レースは荒れずに1レースだけ荒れる。」という考えにもとづいた買い方である。

馬券の買い方の基本は、各レースごとに本命馬は2頭、穴馬は5頭を選び全てのレースで穴馬が来るパターンを買い目とする。

▼須田メソッドの買い方図
・本命:◎ 穴馬:△
1レース目 ◎◎ △△△△△
2レース目 ◎◎ △△△△△
3レース目 ◎◎ △△△△△
4レース目 ◎◎ △△△△△
5レース目 ◎◎ △△△△△

・買い方
◎◎-◎◎-◎◎-◎◎-△△△△△
◎◎-◎◎-◎◎-△△△△△-◎◎
◎◎-◎◎-△△△△△-◎◎-◎◎
◎◎-△△△△△-◎◎-◎◎-◎◎
△△△△△-◎◎-◎◎-◎◎-◎◎
上記のようなフォーメーション馬券となる。

1フォーメーションにつき「2×2×2×2×5」の80点、5フォーメーション分を購入し計400点で勝負する。1年間の投資額は、「54回×4万円=216万円」となり、これを上回る配当がくれば勝てるというのが基本戦略になる。

人気で機械的に買う場合の問題点として、最終オッズが締め切り直前に変わるケースがあることだ。1番人気だった馬が直前で3番人気になるぐらいオッズが割れているレースだとズレが生じてくるとになる。

自分で本命と穴馬買い馬を決められるのであれば参考にできる投資法だろう。難点は、低所得者にはマネできないことだろうか。それは、ある程度収入がある層にとってはメリットともいえるのでチャレンジできる方はそれだけで有利となるのかも知れない。

これを利用してか須田鷹男氏は、2507万円を的中させており、なかなか興味深い投資法と言えるだろう。

WIN5とは

WIN5と言えば、日本中央競馬会 (JRA)が発売する5重勝単勝式の勝馬投票券(馬券)のことを指す。指定の5レースの1着をすべてを当てる券種であり、100円あたりの払戻金の上限は2億円と設定されている。2011年4月のインターネット投票のみで発売が開始された。

WIN5には税金がかかる

JRAサイトに小さく書いてあるが、的中の場合は税金が掛かる。宝くじは免税されるが、WIN5は免税されないため、税金で引かれる金額を考慮すると2億円もらえることはない。そういった告知を徹底しないJRAは客を騙しているかのようで競馬ファンにとっての公正競馬とはいいがたい。

WIN5で対象となるレースは、原則として「日曜日のメインレースのうち最も発走時刻の遅いものを起点に、時間をさかのぼった5レース」とされている。購入方法は、購入者が予想する「完全セレクト」、「一部セレクト」(各競走1頭ずつ最大4競走予想し、残りはコンピューターが採番)、「ランダム」(すべてコンピューターが無作為に採番)の3種類が選べる。発売単位は100円。前日の19時30分から、即PATとA-PATではWIN5の最初のレースの発走時刻の10分前まで、JRAダイレクトでは同15分前まで購入できる(はくぼレース期間中は前日の20時から発売開始。

自分で予想する完全セレクトが主流

自分で予想することがメリットになるWIn5では、ランダム馬券利用におけるメリットはうすい。ランダムなら宝くじやロト6でも大差ないと言えるだろう。自分で予想すると購入金額が肥大化しやすいため、上手に買うことが求められる。

WIN5は、指定された5レースの1着馬を全て当てる馬券である。1レースでも予想が外れれば不的中とされるため的中率は低いことから的中した時の払い戻しも多くなる。返金されるケースとしては、予想した馬が出 走取り消しや競走除外になった場合、その馬が含まれる組み合わせは返還される。的中票が1票もなかったり、払戻金が上限の2億円を上回った場合はキャリーオーバーとなり余剰金は翌週の施行に回されることになる。